【手順】ガーミンEdge520のバッテリーを自分で交換する
Garmin Edge520のバッテリーを自分で交換
この記事では、Garmin Edge520のバッテリーを自分で交換した経験から必要な部品や手順を紹介します。
バッテリーが劣化し尚且つ低コストで修理したい方は参考にしてください。
当然ここで紹介する作業はメーカー保証外です。
全て自己責任にて進めてください。
作業の流れ
大きく分けて4つのステップで作業が完了します。
STEP 1:aliexpressでバッテリーを購入する
STEP 2:道具を用意する
STEP 3:バッテリーを交換する
STEP 4:テストする(作業完了)
それぞれ詳しく解説します。
STEP 1:aliexpressでバッテリーを購入する
下記のリンクから「battery with cover(バッテリー&カバーセット)」を購入します。
<POINT>
価格が高い「バッテリー&カバーセット」を購入する理由は、この部品なら既にスピーカー・外装ケース・バッテリー&配線がセットになっていて作業の難易度が下がるためです。
もしバッテリーだけ購入して交換となるとスピーカーの配線を端子に繋ぐなど追加作業が発生し失敗リスクも増えます。価格差もほぼ無いので安牌をとります。
※配送について
aliexpressは到着まで時間がかかります。
だいたい3週間音沙汰なしなら販売元にチャットで問い合わせた方がベターです。僕も1ヶ月待たされたので確認連絡をしたところ急に届きました(笑)
英語はgoogle翻訳で問題なし。販売元のレスポンスや対応も良かったです。
STEP 2:道具を用意する
交換作業にはスマホの分解で使うような道具が必要です。
今回僕が使ったものは下記の通りです。
分解用ツール
・ケースオープナー(ピックやバール形状のもの)
・精密ドライバー(プラス・マイナス)
・吸盤
・接着剤(接着と防水用)
接着材以外はamazonの安いセット売りでOK。どうせ削れたり欠けたりするので使い捨てだと思って用意します。下記リンクのもので十分です。
接着剤
僕はダイソーのプラスチック用を使いました。水や振動に耐えられるように弾性があり、口が細いものだと作業しやすいです。
amazonだとこんな感じのものを。
STEP 3:バッテリーを交換する
本題です。
手順1:ディスプレイを外す
本体左の中央部分からピックを差し込みディスプレイとケースを分離させる。 ケース外周の樹脂パーツは柔軟性が高く、かつ壊れても問題ないので思い切りいきましょう。
画面が浮いてきたらシーリングの糊を取りながら一周します。中にケーブルがあるのでツールを差し込みすぎると切れます。
ディスプレイを開ける方向に注意。 電源ボタン側から決定ボタン側に開けます。上下方向で開けるとここの接続ケーブル切れそう。
吸盤を使いながらディスプレイを外します。→外れました。ケーブル注意ね
ディスプレイ側に残った糊は爪などで剥がしておきます。カッターやドライバーを使うと傷が付くので注意してください。
手順2:基盤を外す
4箇所にあるネジを外します。
基盤を外します。 ラップボタン側にある隙間に細いドライバーを差し込んで、そっと優しく浮かせて外します。 この下にはUSB端子があります。本体上部から浮かせようとするとUSBが折れる恐れがあるので注意です。
手順3:基盤とバッテリーの接続端子を外す
基盤とバッテリー(スピーカー)を繋ぐ赤黒のケーブルを基盤から外します。 ケーブル端子の付け根に細いマイナスドライバーを入れてそっと浮かせます。
手順4:新しいバッテリー&ケースに接続する
新しいバッテリーを使い手順3を参考に接続します。指で端子をゆっくり押して最後まで差し込みます。差し込みが甘いと電源が入らない、音が鳴らないなど不具合が発生します。
手順5:基盤の仮止め&動作チェック
基盤を仮止めして電源を入れてチェックします。電源が入るか、音は鳴るか、各ボタンは反応するか、USBで充電されるかをチェックします。
手順6:組み立てる&チェック
チェックがOKなら基盤をしっかり取り付けます。念のためボタンが動作するかチェックします。
手順7:ディスプレイ貼り付けて完成
本体側に接着剤を塗りディスプレイを取り付けます。接着剤には防水の役割もあるので楊枝などを使って隙間なく塗っていきます。はみ出した接着剤はあとで取り除きます。
これで完成です。
走行テストの結果
早速外でテストしてみました。
バッテリーは3.5h使用で21%減(ナビ不使用&バックライト0%) フル充電で約17h使える計算。日帰りライドならモバイルバッテリー不要です。
とりあえずは交換成功です。防水性やバッテリーの劣化など心配要素はありますがしばらくは様子をみようと思います。