レビュー：XOSS心拍計★★★★★

他社製品にはない起動音が便利。他社製品より安価だけどトラブル無し。

ずっとCATEYE製の心拍計を使っていましたが、製品寿命なのかある日計測ができなくなり買い替えることにしました。 今回購入したXOSS製の心拍計はCATEYE製よりも２割程度安価でしたが半年使って満足しているので紹介します。

製品情報

製品名：XOSS心拍センサー（胸バンドタイプ）

価格：¥3,580（Amazon 2022.2月時点）

購入先：Amazon

XOSS心拍センサー ANT+ Bluetooth 4.0ワイヤレスタイプのハートレートモニター装着用ベルト (黒bluetooth&ANT+)

良いところ

・ビープ音で接続完了がわかる

・接続、測定共に安定している

・Ant+とBluetooth両方に対応

・他社製品よりも安価

気に入らないところ

・特になし

今回のレビューは期待した以上の機能を比較的安価で入手できたという内容です。感動レベルの内容はありませんが今まで心拍計の通信不良などに悩んだ経験のある方には特にオススメできる製品かと思います。

具体的な紹介の前に、、、

そもそもXOSSというメーカーは信頼できるのか？

きっと多くの人がこの無名中国メーカーの品質に不安を感じるかと思います。 ただ、僕は以前より同メーカーのライトを使っていてその品質に満足していました。千葉一周、Arakawa12ソロでトラブルゼロという実績があれば十分かと思います。 だから今回心拍計の買い替えを検討する際には前向きに検討できました。

maogotoh.hatenablog.com

Amazonでのレビューも概ね賛同できるものが多く見受けられます。 購入後もメーカーから星5のレビュー投稿を求められることもありません。

多くの人が安価な製品を購入して失敗を経験してきたかと思いますが、XOSSは信頼できるメーカーだと思っています。

それでは僕が気に入っている部分を紹介します。

ビープ音で接続完了がわかる

これを１番に紹介するのは心拍計の通信不良でトレーニングのモチベーションを失った経験があるためです。

バンドの冷たさを我慢して取り付けた心拍計がトレーニング開始直前にPCやスマホ、ガーミンと接続されなかった経験はないでしょうか？
原因はバッテリー不足、故障、取り付けミスなどが考えられますが、しっかり着込んだウェア（特に冬！）を脱いで対処するのはかなり面倒です。
さらに待ち合わせやZWITレースの時間が迫っているタイミングであれば心拍計を床に投げつけたくなります。

今回紹介するXOSSの心拍計はそのストレスを取り除いてくれます。心拍計を正常に装着できると2〜3秒後にビープ音が鳴り無事起動したことを知らせてくれます。

前述のトラブルを考えると、チープなビープ音から得られる安心感は非常に大きいわけです。もしビープ音が鳴らない場合は何かトラブルが発生しているのでウェアを着込む前に対処できます。

心拍計の経験が無い方にはピンと来ないかもしれませんが個人的には非常に良い機能をつけてくれたと思います。ちなみにCATEYE製の心拍計には無い機能です。

また、身体から取り外して10秒程度すると別のビープ音が鳴ります。
これは接続が途切れたことを意味していますので、もし使用中にビープ音が鳴ったら電池切れか接続不良の可能性があるのでチェックすると良いかと思います。

ガーミンなどのモニターを使用していても気がついたら心拍計の接続が解除されていたっていうのは悲しいですからね。
ビープ音、非常に良いです。
※冬場は乾燥しているので少しだけ水で濡らすかセンサー部分に息を吹きかけて湿らせると反応までの時間が短くなります。

接続、測定共に安定している

これも心拍計には大切な要素です。
半年間ほぼ毎日zwiftで使っていましたが原因不明の接続切れや数値の消失・跳ね上がりなどはありませんでした。
もしそのような状況が発生したら電池交換を試すと概ね解決するかと思います。

Ant+とBluetooth両方に対応

これはクロストレーニングでジョギングなどの記録も取りたい方には嬉しい機能です。個人的にはBluetoothの接続品質は信用していない部分もあるのですが、20km程度のポタリング時にstravaアプリと接続した時には安定していました。
※スマホはP30proを使用

他社製品よりも安価

Amazonで¥3580という価格です。
前述した機能をCATEYE製よりも2割程度安く購入できます。 そのうえで安かろう悪かろうではない所が気に入っています。体に巻くバンドもCATEYE製とほとんど同じです。

ただ、サポート体制という点では海外メーカーのXOSSと日本企業であるCATEYEのどちらが優れているかは分かりません。これは何らかのトラブルでメーカーに連絡する機会があれば追記できればと思います。

※XOSSの前はCATEYE製を使っていました。

キャットアイ(CAT EYE) 心拍センサー HR-11 サイクルコンピュータ用 1603760 CA1603760 スピードメーター 自転車

保管場所の湿度に注意？

これは余談ですが、心拍計の保存場所って意外と重要かもしれません。 というのも、僕はトレーニング後に心拍計を洗面所に干しているのですが風呂上がりの湯気に反応して接続開始のビープ音が鳴ることがあります。 つまり湿度の高い場所で保管すると常に接続状態となり電池が消耗してしまうかもしれません。検証はしていませんが気をつけた方が良さそうです。

パワートレーニングが主流なのに心拍計は必要なのか？

むしろパワーメーターやスマートトレーナーを買ったなら心拍計もぜひセットで購入をオススメしたいです。 STRAVAのアプリでは心拍数をベースにしたパフォーマンスの分析をしてくれますし、ZWIFTのレースでも心拍計が必要な場合があります。
TABATAも心拍ベースで行う方が追い込みの基準を決めやすいかと思います。

僕の場合はシクロクロスレースに取り組んでいることから、ラン区間のパフォーマンスを取得するために心拍計が必要です（パワーメーターの値は0になりますからね）。

ストレスフリーな心拍計でモチベーションを維持する

聞きなれない海外メーカーの心拍計でしたが、大丈夫、買って問題ありません。 むしろ既存製品よりも良い部分もあります。 トレーニングの継続にはモチベーション維持が肝心なのでXOSSの心拍計が役に立つはずです。

XOSS心拍センサー ANT+ Bluetooth 4.0ワイヤレスタイプのハートレートモニター装着用ベルト (黒bluetooth&ANT+)