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自転車をもっと楽しむブログ

東京から大洗まで自転車でマイワシ釣りに行った話

釣れたマイワシ

釣れたマイワシ

イワシを釣って食べたい

くら寿司イワシが美味しすぎる。
ってな訳で、なんとか自分で釣れないかネットで探すといくつかのポイントが上がってきました。

まずは三崎港

年末にマイワシが接岸していた年があったようで動画もあがっていました。
ただ、今年は良い釣果情報がなかったのでパス。

次は銚子付近。鹿島あたり

ここは利根川のサイクリングロードが使えるので自転車で行くのに好都合。
ただしやはり釣果情報が少なくリスクが大きいと判断してパス。

最後に大洗

ここは12月より爆釣しているとの情報が。
そして釣行予定日もおそらく群れがいるだろうとのこと。
自宅から片道で120km近くあるけど釣果優先のため大洗に決定。

ルート検討

バイクフィッシングの醍醐味は自分の好きなルートを組めること。
車が通れないような細い道も選択肢に入るので自由度が高いのです。
川沿いのサイクリングロードなどをうまく繋げると快適に時短も。

今回は川口、三郷、柏、土浦、涸沼、大洗とつなぐ流れで、極力国道6号を回避するルートを作成。
1桁国道は都心部では車の流れが緩やかだけど、郊外に出るとバイパスになっていたりするためかなり怖く感じます。

ちまちま修正を繰り返して片道113kmとなりました。

自宅から大洗まで113km

自宅から大洗まで113km

 

ウェア

インナーからミレードライナミック、クラフトの長袖、raphaクラシックジャージ、安い冬用ジャケット、raphaウィンドジャケット。

脚はdhbのウィンドブロックビブタイツ、ワークマンのメリノ5本指ソックス、パールイズミのシューズカバー。

頭はrockbrosのバラクラバ、メリノネックウォーマー、クリアサングラス、ヘルメット

手はシマノのインナー付き冬用グローブ

ホッカイロは両脇、へその下、首の裏、靴下の底、つま先、グローブの手の甲側。
特に両脇のホッカイロが良い仕事をしたと思います。
あとは靴下の底に貼るタイプも良かったです。
ただ、足はどうしても蒸れて冷えてきますので、走行時間次第では替えのソックスを用意するのも手だと思います。

上記のようにガッチガチの冬装備。
走る強度は最大心拍の60%と低めを想定しているので、運動による発熱よりも外部から熱を供給できる仕様にしました。
まぁヌクヌクのんびり走っていこうという考えです。

さらに釣りをする時用にダウンジャケット、ライトダウンジャケット、中綿入り防風パンツをパッキング。

バイク

サーリーのカラテモンキーをベースにロングライド用にカスタム。
肝心なタイヤは2.3インチのオンロード用タイヤを装備。
29er用のスリックタイヤは種類が少なく、太い見た目と重量、価格のバランスが良かったvittoriaのTattoo Lightを購入しました。


積載はリアキャリアに食品コンテナを取り付けて釣り具とウェアを収納しました。

リアキャリアは昭和インダストリーのRCX-100です。こちらも数少ない29er向けの製品で、カラテモンキーには奇跡的にシンデレラフィットしました。

食品コンテナはいただきもののMEGMILKのもの。サイズ感が丁度よくて釣りや街乗りで重宝しています。amazonでは売っていないのでメルカリを探すと良いと思います。

下の写真は少し前のものですがサイズ感はこんな感じです。

リアキャリアと食品コンテナを取り付けたバイク

リアキャリアと食品コンテナを取り付けたバイク

 

サーリーは頑丈なフレームなので大洗でも頑丈な者同士で写真を撮ってみました。

サーリーカラテモンキーとガルパン

サーリーカラテモンキーとガルパン

出発

12/30 1:00に起床し山盛りパスタを作って朝食。
着替え諸々支度を終えて2:20に出発。

新荒川大橋から川口へ入り十二月田を右折し三郷方面へ。
夜の静まり返った住宅街をゆっくり進んでいきます。
吐く息はまだ白くなく寒さも感じません。
川口三郷線は細い道なのですが夜は車が少なく快適です。

草加、八潮を抜けて三郷へ。
江戸川を渡ったらすぐに左折して県道278号、さらに大堀川沿いの遊歩道を走り国道6号に合流。

柏から利根川を越えて取手まで。
アップダウンがあるのでマッサージ兼ねてダンシング。

取手からはわき道に入って牛久、土浦へ。
土浦で日が昇り始めます。
10月にCXレースで来たけどまさか自走で通過することになるとは、、、
しかもこれでも行程の半分くらい。
大洗遠すぎワロタ

日の出

日の出

土浦からは全く土地勘が無いのでガーミンに従って田舎道を進みます。
信号も少なくて快適快適。
だけど道路脇の気温計の表示が-3℃。
止まるとかなり寒かったです。

-3℃

-3℃

おなかが空いてきたので途中で朝ごはん。
コンビニでカップヌードルBIGをハフハフしながら食べる。
車できたおじいちゃんに店内で食べたら暖かいよって言われるもイートインスペース無し。シッテタ。

沁みるぜカップヌードルBIG。

沁みるぜカップヌードルBIG。

涸沼は家がでかい。
これは特産のシジミ御殿なんだろうか。
もはや見るものが森か道か家位しかなくて流石に飽きてきます。

ちょっとした登りを超えて大洗。
森から海へ、急に変わる景色。
ビーチはサーファーがいっぱい。

釣り具屋へ寄って仕掛けと情報収集して釣り場へ。

 

意外と苦戦したマイワシ釣り

2.1mのロッドにサビキ仕掛け

2.1mのロッドにサビキ仕掛け

何事も段取りが8割。
釣りなのに現地到着が9:00というのは出遅れにも程があり、当然ながら良い場所は既に埋まっていました。
初めてなのになぜ良い場所が分かるかというと既にフィーバーしている一角が見えたから。
とりあえず取った場所は静かそのもの。
お隣さんもあきらめムード。
釣りはこれがあるから怖くそして面白い。
情報がすべてなので当然近所の常連さんが強く、アウェイのゲストなんか所詮ネットに頼るしかなく、結果どうでもよい情報しか掴ませてもらえないのです。

アウェイの僕は釣れている現場を遠目から見て並びの間隔をチェックしました。
ほとんどがマイワシ狙いのサビキ師なので両隣の間隔はかなりタイトに攻められそう。
大洗まで来て時合を逃すのは絶対に避けたいので意を決して移動。
なるべく優しそうな人の隣に行って挨拶して何とか入れてもらえた。
これで勝ち確。

棚はベタ底

イワシは表層だと思い込んでいたけどこの日はベタ底でヒット。
さらにコマセを効かせないと寄ってこない程度に群れが小さいようで、アミ姫を切らさないように補充を繰り返すとコンスタントに釣れました。
仕掛けは釣り具屋で教えてもらったガマカツのハゲ皮のサビキ4号でスタート。
これでも釣れるけど多点掛けができない。
お隣さんを見てみるとフラッシャーの付いたサビキを使っていたので僕も仕掛けを交換。
前日上州屋で3個パックで売っていた一番安いサビキ仕掛け。
これが釣れる釣れる。やっぱりフラッシャーが誘いになるみたい。
仕掛けの値段はガマカツの1/3、、、これも釣りあるあるです。

 

釣果は50匹

12:00位まで釣って小さな発砲スチロールがいっぱいに。
ちょうど餌もなくなったので片付けして終了。
お隣さんの情報によると朝方はもっと良く釣れたようです。

マイワシ50匹

イワシ50匹

ランチ難民

帰る前にどこかでランチをと思ったけど年末でお休みの店が多数、、、
結局コンビニでちまちま補給しながら帰りました。
結局まともの食べたのは三郷の天下一品。
思いがけずラーメン納めもできました。

天下一品でラーメン納め

天下一品でラーメン納め

イワシ料理

イワシは翌日捌いて半分程度お刺身に。
酢飯も作ってイワシ丼にしました。
脂乗りは弱かったのですが、コリコリとした鮮度を感じる触感で美味しくいただけました。
残りはから揚げ、煮つけにします。

マイワシのお刺身

イワシのお刺身

冬でも日中の釣りならバイクフィッシングできた

今まで朝まずめを待つ時間が寒すぎるので冬のバイクフィッシングは敬遠していました。
でも今回のように日中に釣れる魚を狙うなら十分対応できることが分かりました。
充実したバイクフィッシングで2022年の釣り納めができ満足です。