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レビュー:ミツウマ スノーブーツ ★★★★☆

ミツウマのスノーブーツ

ミツウマのスノーブーツ

ざっくりレビュー

創業100年の北海道企業が作る暖かいブーツ。
暖かさ、価格、ルックスもグッド!
冬の夜釣りが快適になる一足です。

購入動機

2月を迎えハゼの夜釣りで足元の寒さが耐えられなくなりました。
今まで履いていたのは普通のスニーカーですが、あんまりお金も掛けたくないのでメリノウールのソックスを履いたり、つま先をアルミホイルで包んだりしてみましたが遂に限界を迎えた次第です。
もう素直に保温性能が高いシューズを買うことにして色々探していた時に目をつけたのがミツウマのスノーブーツです。

製品情報

製品名:スノーブーツ(購入したのはオリーブ、サイズLL)

メーカーミツウマ

価格:¥4,500(Amazon 2022.2月時点

購入先:Yahooショッピング ※amazonに(amazonはこちら

ミツウマってどんなメーカー?

スノーブーツならノースフェイスやコロンビアなどのアウトドアブランドから選ぶのが間違いないとは思います。ただ如何せん良いお値段です。都内在住で週末の釣りにしか使わないのにそこまでお金を出す気持ちにはなれません。

そんな時に見つけたのがミツウマです。
1919年に北海度小樽市で創業とうことでもう100年以上も続いている老舗企業です。 確かに商品パッケージに100周年の印字がありました。 メイドイン北海道のスノーブーツだったら間違いないだろうと思いますよね。しかも価格もブランド品に比べて半額以下です。

それでは僕が気に入っている部分を紹介します。

良いところ

・暖かい

・軽い

・オシャレなデザイン

気に入らないところ

・サイズが表記よりも大きめ

・完全防水ではない

もっとも期待していた暖かさの点では最高!とは言えませんが普通のスニーカーに比べたら明らかに暖かいです(そもそも暖かさはブーツだけで完結する話ではないため)。

買って良かったとは思っていますが、気になる点がいくつかあるので紹介していきます。

 

まずは気に入っているところから!

暖かい!

まず前提としてソックスはワークマンで買ったメリノウール配合の5本指を履いています。

話が逸れますが、5本指ソックスにしている理由は汗を素早く肌から離すためです。足は想像以上に汗をかきます。そして外気で冷やされた汗は急激に体温を奪っていくので速やかに肌から離す必要があります。メリノウールは吸湿性と保温性に優れている素材なので冬用ソックスには最適です。

ブーツ内側は起毛素材で暖かい

ブーツ内側は起毛素材で暖かい

ブーツの話に戻りますが、内側はフリースのような起毛素材となっていて足を入れた瞬間から暖かさを感じます。より暖かさを求めるならソックスを厚手にするかインソールをフェルトなどの暖かいものに変えると良いです。

ダイソーのフェルトインソールを追加で足裏も暖かい

ダイソーのフェルトインソールを追加で足裏も暖かい

 

僕はサイズが大きめだったこともありダイソーで買ったフェルトのインソールを入れました。ちなみに付属のインソールは取り外しができません。

インソールは取り外しができません

インソールは取り外しができません

通気性をチェックするためにドライヤーで風を送り込んでみましたが、つま先の上に置いたティッシュは全く動きませんでした。つまり外気が入り込んで冷えることは無さそうですが、反対に蒸れにも注意が必要かと思われます。

通気性チェック(笑)ティッシュが全くなびきません

通気性チェック(笑)ティッシュが全くなびきません

その後暖かさのチェックも兼ねて自転車でハゼの夜釣りに出かけました。

暖かさのチェックを兼ねてハゼの夜釣りへ

暖かさのチェックを兼ねてハゼの夜釣りへ

その日東京の気温は5℃〜0℃とかなり冷え込みます。
自転車で走っていると爪先に少しだけ冷たさを感じますが普通のスニーカーと比べると無視できるレベルです。冷たくて辛いと思うほどではありません。
釣り場に着いて立ちっぱなしで釣りをしているときは冷たさは感じませんが暖かさも感じません。あまり暑いと汗をかいて汗冷えが発生してしまうので、何も感じないというのは良いことです。
少し歩いて体が発熱してくると足元も暖かさを感じます。

上記のように個人的には暖かさは期待通りとなりました。
この時点で買って良かったと思っています。

軽い

見た目に反して軽いので履いていて疲れることはないでしょう。
夜釣りで長時間履きっぱなしで問題ないです。ただ決して歩きやすいブーツではありませんのでご注意を。

ソールはグリップ力がありそう。素材も柔らかいです。

ソールはグリップ力がありそう。素材も柔らかいです。

おしゃれなルックス

別にオシャレである必要はないのですが色々な服に合わせやすいのは助かります。その中でも気に入っているのはミツウマのロゴ部分ですね。ロゴの由来は分からないのですが老舗企業のロゴなのにとても洗練されていて、さらに少し可愛さも兼ね備えているロゴだと思います。

ミツウマのロゴがなかなか良い

ミツウマのロゴがなかなか良い

調べてみるとこのロゴを使ったアパレルを展開しているショップ?もあったりして、キャップやパーカーなんかも買えるようです。ロゴも素敵ですがファッションに展開されるくらい愛されている企業というのも好印象です。

 

次は気になった点です

サイズが大きめ

僕は普段から26.5-27.0のシューズを履いています。サイクリングシューズでは42か43といったところです。
今回購入したミツウマのスノーブーツはLL(26.5-27.0)というサイズ表記でしたがかなり大きめでした。普通のソックスを履いていると指一本分程度の隙間があります。歩くと踵が浮いて歩きにくく感じます。

サイズは表記よりも大きく感じます

サイズは表記よりも大きく感じます

幅は特に問題がありませんでした。

返品してサイズ交換も考えましたが、単純に面倒なのと万が一交換品のサイズが小さかった場合も考慮して前述したダイソーのインソールで調整しました。僕の場合、インソールに加えて厚手の防寒ソックスを履けばサイズ感は気にならないレベルになりました。

繰り返しますがこのスノーブーツはインソールが交換できない仕様なので自分好みのインソールを使う場合は既存のインソールに追加する形になります。サイズ選びはその点も考慮する必要があります。

ドローコードはほぼ飾りです

ドローコードはほぼ飾りです

完全防水ではない

僕の場合保温が目的だったのでマスト要件ではなかったのですが、このスノーブーツを雪上で使うなら考慮した方が良いです。防水なのは地面から4センチと表記がありました。

 

 

つま先の冷え対策を根本から考える

僕はサイクリングも大好きなんですが、サイクリストが冬場に抱える悩みとして釣りと同様に末端の冷えがあります。
そもそも末端が冷えるのは体が寒さを感じて体感部分の保温に血液を集中させるかららしいです。生命維持に重要な内臓系の保温が優先されてつま先や手の指先は後回しってことです。

ということは、先ずは体のコアを温めなければ話が始まりません。
防寒インナーは当然ですが、mont-bellからでているジオラインの腹巻きもオススメです。肌に近い部分は体温を保持するウェアを着ます。その上でダウンや防風のアウターで包み込む感じです。

 

ただ、深夜は人間の体温が下がるので例えモコモコに着込んでも冬の夜釣りなんかは体温を上げにくいです。そうなったら素直に外部から熱源をいただきましょう。手軽なところだとホッカイロ、お金をかけられるなら電熱ベストなど。もう無理なものは無理なんで(笑)

色々工夫して快適に釣りを楽しみたいですね。

ハゼ釣りのお話はこちら

maogotoh.hatenablog.com

寒さと眠気に耐えながら自転車で千葉一周した話はこちら

maogotoh.hatenablog.com