CXタイヤはどう選ぶべきか
2018-2019CXシーズンのラスト2戦に向けてタイヤを交換
交換した理由は少しでもミスを減らしてトレーニングの効果を発揮するため。シクロクロスのレースでは、1回のスリップや落車が大きなタイム差を生む場合が多く、パックから取り残されると相当な努力をしないと挽回できません。せっかくローラーで上げたFTPや強化した高負荷領域も使いどころを失うという訳です。今期のレースは稲城と千葉で終了する予定なのでミス無く走れるのは必須条件です。
3シーズン使ったSERAC CX Tubelessのノブ
交換するタイヤはチューブレスの定番となっているIRCのSERAC CX Tubeless。3シーズンの走行距離はレース20回で約200km。それに加えてダートツーリングや自走での練習会場への往復等も含めると、総走行距離は500〜600km程度かと思います。
写真が分かりにくいですが、やはりセンターと中間ノブの減りが大きいです。
ドライの平坦基調のコースならセンターノブはむしろ低い方が良いかもしれませんが、コーナーでミスを回避するならセンターからサイド端までエッジの尖ったノブが欲しくなります。
逆に、SERAC SANDやSERAC EDGEの様なセンター&中間に尖ったノブが無いタイヤってのは、相当なリスクを取れる熟練ライダー向けなんだと思います。将来的にはリスクを取って順位を勝ち取るような走りもしたいですが。
今回もSERAC CX Tubelessを購入
以前CXレースで使えるチューブレスタイヤのまとめを書きました。
その時はより良いタイヤを求めて色々試すつもりでしたが、ラスト2戦という状況で実績の無いタイヤを選ぶのは相当なリスクだと感じたのです。色々気になっているタイヤはあるのですが、今まで使ってきて多少なりとも勝手が分かっている(つもり)という安心感は大きいです。
加えて言うと、Amazonで簡単に手頃な価格で入手できるのも要因の1つです。タイヤ買うためだけに専門店に行くってのは時間の使い方としてどうなのかと。予め予備をストックしとけよって話でもあるのですが、何でも欲しいと時に買える環境に慣れちゃうと足が遠のきます。
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SERACブランドを信頼している
CXを始める前は26インチMTBで里山や草レースに参加していました。陣馬や飯能方面とか、相模湖ピクニックランドのスーパーマウンテンバイクカップとか懐かしいです。その頃はIRCのMIBROやSERACを使っていましたが、特にSERACは重量の軽さとグリップが素晴らしくMIBROから乗り換えてずっと使っていました。
ちなみに当時はMavicのUST対応完組ホイールにUST対応SERAC XCの組み合わせですした。確かシーラントは使ってなかったはず。チューブレスレディが出てきてからですね。
チューブレスタイヤのビード上げは難しい?
僕の経験より、タイヤもリムもチューブレス対応なのにビードが上がらない理由。
- どこからか空気が漏れてる。
- 空気漏れは無いけど、ゴムの摩擦でビードがリム外側に移動できない
1は特にバルブ付近が原因になることが多いです。タイヤをリム中央の窪みに落としていきますが、バルブ付近ではバルブを囲うようにします。これがずれていると、送り出した空気がタイヤに入りません。ちょっとした振動などで位置がズレるので、慎重に作業します。
他の原因として、使用済みのタイヤだと使用に伴って外周が伸び、どこかしらでリムテープとの間に隙間が生まれているヤツもありました。これはリムテープを何重かに巻く事で対処できます。3Mの8898なら何周巻いても400円位です。※布ガムテープでは代用できないようです。
どうしても上がらないなら一度チューブを入れてビードを上げる手もあります。
全てのビードが上がったら片側のビードを落としてチューブを抜くわけです。あとはチューブレス用のバルブコアに交換してポンピング。
紹介した感じでやれば大抵上がるんじゃないでしょうか。ぼくもノウハウを積むまでは鬼のようにポインピングしては途方に暮れてましたが、最近ではあっさり上がります。
CXシーズン後半戦も楽しんでいきます。