ロードバイクレストア記録:3.ジモティで一目惚れ
前回のお話
メルカリを探す
手元資金を握りしめメルカリの海へ。
50,000円の予算でも意外と色々見つかるものです。
見極め方
メルカリなんて個人がなんのフィルターも通さずにアップしているだけなので、ほとんどが嘘だと思いながら見ていました。
その中でも出品者の他の出品物は参考にしました。
純粋な自転車乗りなのか只のせどり業者なのかは直ぐに分かります。
当然前者から購入するほうがリスクが低いと思います。
あとは写真の背景や出品理由など。
古いバイクで一戸建ての室内で撮っているものなんてある程度信用できます。
保管も丁寧にしている可能性も高いです。
出品理由の記載が無いのも怪しいですね。
とまぁ怪しさは付きまとうものの、古いバイクを眺めるのはそれだけでも楽しいです。
そして程度の差はあれど買おうと思えば今でも手に入ることが面白いです。
中古バイクショップに持っていくよりもCtoCで売ったほうが楽に高く売れるのが分かっているのでしょうね。
メルカリではいくつか候補は見つかったものの、探すこと自体が楽しくなったのでジモティも見てみることにしました。
ジモティで見つける
ジモティはメルカリよりも引き取り案件が多く、人が見えるサービスだと感じました。 僕は都内在住なので検索範囲の人口が多い点も魅力です。
それで当然メルカリと同じ出品物を見つけることもあるのですが、やっぱりジモティだけの出品もあって中々楽しいです。
印象としてはメルカリよりも安いケースが多いです。
モノシートステイ
色々ジモティを掘っていくとビビッとくるバイクが見つかりました。
メーカー名は書いてなくロードバイクとだけ記載されていたと思います。
特に目を引いたのが美しいシートステイ。
モノシートステイはシートチューブから1本のパイプが伸び、タイヤ付近で枝分かれするタイプ。 これがとんでもなく美しい。
フレームは塗装を剥離したようでメーカー名のデカールもありませんでした。
どうしても気になって検索していくと、どうやら宮田のアルフレックスというバイクで間違いないと分かりました。
このサイトには助けられました
海外のカタログなので日本で流通していたものとは違う可能性もありますが、おそらくこのアルフレックスは1990年か91年あたりのモデルです。
スペックはフォークも含めてフルアルミ、Wレバー台座付、そして美しいシートステイ。 秘蔵のDura-Ace Wレバーとこのシートステイを組み合わせたい!
ジモティで出品されていたバイクは予算内でしかも完成車状態。
写真を見る限り非常にきれいに保管されてました。
当然サイズもジャスト。
もう購入する気満々でしたが、念のため事前に時間をいただき見せてもらうことにしました。
自転車好きの出品者で安心
当日は軽く緊張しながら待ち合わせ場所へ。
ネット経由でリアルで人に会うのって中々ないですからね、、、
待ち合わせ場所にいたのは普通のお兄さんで、話をするとかなり自転車に詳しい方でした。 試乗もさせていただけたので改めてサイズも確認できました。
そしてやっぱりシートステイが美しい。。。
この日は購入意思と支払方法を確認して帰宅しました。
いざ購入!そして全バラシ
購入日には再度待ち合わせ場所へ向かい現金でお支払い。
近所だったのでそのまま乗って帰りました。
帰宅後はしばらく鑑賞タイム。
コンポは105。古い1055時代のものですね。
ただ、stiはマイクロシフト、ブレーキは最近のSoraが付いていました。
何度も書きますがシートステイ最高です。
バラす、自家塗装の決意
さて、十分鑑賞したのでバラします。
Wレバーへの換装、サドルやペダル、ブレーキも変えたい。
そして最大のカスタムは自家塗装です。
このシルバー自体も悪くない、、、でも、、、既に1台同じようなシルバーのバイクがあるんです。
今持っているバイクが、ロード:白黒、CX:シルバー、MTB:青。
今回のバイクは90年代のものなので蛍光色を効かせた配色で塗っちゃおうと思います。
塗装なんて初めてですが「やらないで後悔」なんてしたくないので入念に下調べして挑戦しようと決めました。
次は塗装プランを作ります。
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