新車が欲しい
初めて乗ったロードバイクはGiantのTCR ALLIANCE 1という2009年のバイク。
それから約12年経った2021年、そろそろ新しいバイクが欲しくなりました。
因みにこのTCR ALLIANCE 1はフレームの下半分がアルミで上半分がカーボンという変わったフレームです。
2009 Giant Bicycle [TCR ALLIANCE 1 ] -outline-
毎年7000km程度走って大きなトラブルも無く今に至ります。
レースは出ていませんが長持ちしてくれてGiantスゲーって思うばかりです。
で、新しいバイクですが、最近はフレームのフルカーボンは当然として、油圧ディスクブレーキ、電動変速、TRLタイヤなど新しい規格が増え興味をそそります。
ただ、、、
最新が最良なのか?
最近のバイクについて、仕様は魅力的ですがバイク全体を見たときにどれも同じように見えてしまいました。
フレームのつくりもエアロで短いシートステイばかり。
レーシングバイクなので当然ですが、、、全然エモくない。
予算もない
あと正直に言うと予算が無くて手が出ない。
欲しいか欲しくないかと言われたらそりゃ欲しい。
今のバイクよりも快適になるのは確定ですから。
ただ育ち盛りの子供が3人いる状況で、趣味のバイクを増やしたいなんてそもそもが我儘なもので。
そこはアンタ工夫しなさいよとなるわけです。
あと僕はレーシングバイクが欲しいわけではなくてですね。
レースはCXで十分なんです。
油圧ブレーキ:MTBで使っていて良さは十分知っています。
TRLタイヤ:シクロクロスで使っていて良さも悪さも分かります。
電動変速:未使用なのはこれくらい。でもまぁお高い。無理。
色々考えたから分かったのですが、欲しかったのはまだ自分が経験したことがないバイク体験だったのです。
じゃあ何が良いのか
スピードや利便性以外のロードバイク体験を得るために考えたのは時代を逆行することでした。
つまり昔のロードバイクに乗ってみようというものです。
実はケルビムのランドナーに乗っていた時代があったのですが、当時使っていた9sのDura-AceのWレバーを保管していて何時かもう一度使いたい思っていたのも理由の一つです。
現代フレームにはWレバー用の台座なんてありませんからね。
それに、ランドナーはクロモリのホリゾンタルでしが、キャンプ道具20kg程度を積載していたのでお世辞にも快走とは言えませんでした。
よく聞くクロモリの「程好いしなり」とは重い荷物でブレが止まらない貧弱なフロントフォークの事を指していると理解しています。
とまぁそんな感じで、簡単に言えば昔のロードで快適に走りたいってことです。
細いホリゾンタルフレームにスキンサイドのタイヤ、
インスタ、ピンタレストでイメージを深める
漠然とした「古いロードバイク」をもう少し明確にするためにインスタやピンタレストでイメージを探しました。
例えばピンタレストでビンテージ系のロードバイクを集めてみたり
インスタでそれ系のハッシュタグをフォローしてみたり
ブレーキワイヤーが触覚みたいに飛び出ているのは嫌かもなーとか、ペイントもスプレーを使えばDIYできそうだなーとか。
色々見た結果、あまり古すぎても部品調達が大変そうなので1990年代辺りのバイクを探すことにしました。
ちょうどWレバーからSTIに移行した時代ですね。
Wレバー時代で最高に熟したバイクがありそうです。
そんな感じでイメージを掴みました。
資金調達へ
次は購入資金繰りです。
これはお小遣い制の僕にとって大きな問題でした。
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